コロナウィルスの影響で3月のTOEICは中止に
コロナウィルスの影響でTOEICが中止になったがどうしたらいいか?
そんな疑問にお答えします。
まずはIIBC の公式ホームページを確認し、正しい情報を手に入れましょう。
コロナウィルスの影響で3月のTOEICは中止に
まずは、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会( IIBC )のホームページを確認し、正しい情報を手に入れましょう。
TOEIC中止に関する情報は、下記のサイトに掲載されています。
https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p137.html
今回中止となるTOEICのテストは、下記の2つになります。
- 3月1日(日)TOEIC Bridge® Speaking & Writing 公開テスト
- 3月8日(日)TOEIC® Listening & Reading 公開テスト
返金は行わず、受験予定者には第250回TOEIC L&R公開テスト(2020年5月24日(日))~第260回TOEIC L&R公開テスト(2021年4月)の間の、希望の試験回にお申し込みできる振替受験の案内が、メールか書面で送られています。
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会のホームページ には、問い合わせ先の電話番号も掲載されていますので、不安がある方は電話で問い合わせを行うこともできます。
TOEIC中止の影響
18万人以上が受験を予定していた3月のTOEICの中止で、受験者には大きな影響が出ています。
特に、就職活動中の学生への影響は深刻で、就職活動に間に合わせるために3月中にTOEICのスコアアップを目指していた学生も多く、4月の受験への振り替えもなく、次回が5月以降となってしまうため、就職活動に間に合わない可能性が出てきます。
TOEICでアピールしようとしていた学生、TOEICで足切りがある企業への就職を希望していた学生への影響は深刻です。
大学の編入においてTOEICが使える大学も多く、編入にTOEICを利用しようとしていた学生への影響も深刻です。
TOEIC受験予定者のつぶやき
Twitter上でも、TOEIC中止については大騒ぎになっています。
<肯定派>
- 勉強してなかったから助かった。
- 残念ではありますが、安全のためなので仕方ありませんね。
<否定派>
- TOEIC中止とかふざけないで。就活に間に合うラストのTOEICなのに。
- 留学・進学に必要だった人にはかなりダメージだろうなあ。
- ガスマスク付けてでも行ってやりますよ。
- 急いでTOEFLの勉強に切り替えます。
- 昇進や卒業がかかっていたのに。
- 5月以降はまだ自分の予定が未定だから返金対応がよかった。
- これを機に英検の勉強に切り替えようかな。
- その先も中止の可能性ありだね。
- せっかく準備して万全の体制で臨もうと思ってたのに。
TOEICの中止を肯定する人もいましたが、多くの人は悲痛な叫びをつぶやいていました。
対策
就職や大学の編入などの要件でTOEICのスコアが必要な人に対して、希望があれば、申込みしたことを証明する「申込証明書」が発行されるようです。
詳細は IIBC の公式サイトを確認してください。
※2020/2/28時点では下記の説明があるのみです。引き続き、サイトの更新を確認してください。
https://www.iibc-global.org/info/administration/urgent_12.html
ご希望の方には、お申し込みいただいたことを証明する「申込証明書」を発行いたします。就職・進学等の目的で同テストの公式認定証を必要とされていた方は、ご活用ください。申込証明書の詳細やご依頼方法につきましては、本サイトで改めてご案内いたします。 (出典:IIBC)
心理的な影響
3月にTOEICの受験を予定していた人にとって、心理的な影響はかなり大きいでしょう。
次回の受験は、早くても5月になります。
2~3か月の短期戦で集中して勉強していた人にとって、受験が2か月伸びる負担は測り知れません。
また、TOEICの勉強だけしている人ばかりではないため、3月に受験後は他の事をしようと決めていた人、4月以降は忙しくて受験できるかわからない人にとっても、5月までモチベーションを保ちながら再受験できるかという大きな課題があります。
今回の中止を理由に、TOEICの受験事態をあきらめてしまう人がいないように願っています。
コロナウィルスの影響で3月のTOEICは中止に|まとめ
コロナウィルスが原因で、各種イベントを中止すべき理由もわかりますが、その影響に対してどう対処していくか、明確な指針が欲しいと思います。
例えば、完全に中止ではなく、就職や大学編入など、絶対に受験が必要な人のみ限定して、席を離して受験させる、就職や大学編入について不利益がないような仕組み作るなど、何らかの対策があって良いと思います。
受験者の皆さんには、5月までモチベーションを保ちつつ、5月のTOEICで目的とするスコアを取得できるように祈っています。