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英語の直接話法と間接話法とは?|違いを例文でわかりやすく説明

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話法とは、話をする時に、他人の言葉を引用するときの表現方法の事です。

英語には、直接話法と間接話法の2種類があります。

直接話法とは、その人が言っていた言葉をそのまま引用する話法です。

間接話法とは、その人がなんと言っていたかを説明する話法です。

英語の直接話法と間接話法について確認していきましょう。

目次

英語の直接話法と間接話法とは?

彼が、「この映画が好きです。」と言った場合を考えてみましょう。

直接話法

He said, “I like this movie.”(彼は「この映画が好きです。」と言った。)

直接話法では、その人が言っていた言葉をそのまま引用します。

彼が言った言葉はダブルクォーテーション(”)で囲み、彼の言った言葉をそのまま書きます。

間接話法

He said he liked the movie.(彼はその映画が好きだと言った。)

間接話法では、その人がなんと言っていたかを説明します。

彼が言った言葉をそのまま引用するのではないため、はダブルクォーテーション(”)は使いません。

直接話法と間接話法の違い

直接話法と間接話法では、時制・人称代名詞・時や場所の表現が違ってきます。

それぞれについて確認していきましょう。

時制の違い

She said, “This flower is beautiful.”(彼女は「この花はきれいです。」と言いました。)

直接話法なので、彼女の発言をそのまま記載します。

彼女がそう言ったのは過去なので、「言う」は過去形の「said」を使いますが、ダブルクォーテーションの中は現在形のままです。

She said the flower was beautiful.(彼女はその花はきれいだと言いました。)

間接話法では、彼女がどのよう言ったのかを伝えます。

彼女が「この花はきれいです。」と言ったのは過去の事なので、時制の一致によって動詞は過去形になります。

過去形だからと言って、彼女が「この花はきれいでした。」と言ったわけではありません。

人称代名詞の違い

He said, “I don’t like my school.”(彼は、「私は自分の学校が好きではない。」と言いました。)

直接話法では、彼自身の言葉をそのまま引用するので、ダブルクォーテーションの中の人称代名詞は、私(I)私の(my)になります。

彼から見た人称代名詞を使います。

He said he didn’t like his school.(彼は、自分の学校が好きではないと言いました。)

間接話法では、彼がどのように言っていたかを説明するので、人称代名詞は彼(he)彼の(his)になります。

話し手から見た人称代名詞を使います。

時や場所の違い

She told me, “I will go to your house at 15:00 tomorrow.”(彼女は私に、「私は明日の15時にあなたの家に行きます。」と言いました。)

直接話法では、彼女の言葉をそのまま引用するので、「tomorrow(明日)」と記載します。

She told me she would come to my house at 15:00 the next day.(彼女は私に、次の日の15時に私の家に来ると言いました。)

間接話法では、話し手から見た時を表します。

「私」から見ると、彼女が明日、家に来るのではなく、話をしたその次の日に家に来ると言っているので、「the next day(次の日)」に変更します。

The teacher told me, “You must not eat here.”(先生は私に、「あなたはここで食事をしてはいけません。」と言いました。)

直接話法では、先生の言葉をそのまま引用するので、「here(ここ)」と記載します。

The teacher told me that I shouldn’t eat there.(先生は私に、そこで食事をしてはいけないと言いました。)

間接話法では、話し手から見た場所を表します。

話し手から見たら「here(ここ)」ではなく先生が言っていた「そこ」なので、「there(そこ)」に変更します。

直接話法と間接話法の違い|疑問文

疑問詞を使った疑問文

I asked him, “When did you come to Tokyo?”(私は彼に、「いつ東京にきましたか?」と尋ねました。)

直接話法では、私の言葉をそのまま引用するので、疑問詞から始まる疑問文で記載します。

I asked him when he came to Tokyo.(私は彼に、いつ東京にきましたかと尋ねました。)

間接話法では、疑問詞を使った疑問文の場合、「疑問詞+S+V」という語順になります。

Yes/Noで答える疑問文

He asked her, “Are you tired?“(彼は彼女に「疲れていますか?」と尋ねました。)

直接話法では、彼の言葉をそのまま引用するので、be動詞から始まる疑問文で記載します。

He asked her if she was tired.(彼は彼女に疲れているかどうか尋ねました。)

間接話法では、Yes/Noで答える疑問文の場合、ifを使って「if+S+V」と記載します。

She asked me whether I knew him.(彼女は私に、彼を知っているかどうか尋ねました。)

「if」のかわにり「whether」を使うこともできます。

直接話法と間接話法の違い|命令文

The teacher said to me, “Go home early.”(先生は私に「早く帰りなさい。」と言いました。)

こちらは、直接話法で、人に何かをするように求める命令文です。

The teacher told me to go home early.(先生は私に早く帰るように言いました。)

間接話法では、人に何かをするように求める場合、「tell+人+to+do」で表します。

The policeman told him, “Don’t enter the building.”(警官は彼に、「その建物に入らないように。」と言いました。)

こちらは、直接話法で、禁止を表す命令文です。

The policeman told him not to enter the building.(警官は彼に、その建物に入らないようにと言いました。)

間接話法では、禁止を表す場合、「tell+人+not+to+do」で表します。

She asked me, “Please help me carry my luggage.”(彼女は私に「荷物を持つのを手伝ってください。」と頼みました。)

こちらは、直接話法で、依頼を表す命令文です。

She asked me to help me with my luggage.(彼女は私に荷物を持つのを手伝ってくださいと頼みました。)

間接話法では、依頼を表す場合、「ask+人+to+do」で表します。

英語の直接話法と間接話法とは?|まとめ

いかがでしたでしょうか?

下記のサイトでは、英語を理解するために必要となる英語の文法について、網羅的にまとめていますので参考にしてください。

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